内視鏡室での患者との接し方

内視鏡室での患者との接し方

内視鏡検査というのは患者にとってはなかなか慣れないこともあって、戸惑いを感じることもしばしばあります。この患者の不安を理解し、少しでもその不安を軽減できるようにコミュニケーションをとることが重要です。

 

内視鏡検査の前日から飲食を禁止されます。そして下剤を飲んで、体内にあるものをすべて排出しないといけません。また検査がうまくいかないのであれば、時には麻酔を打つこともあります。このような特殊な環境の中にしばし置かれるので、患者の中には体調を崩すケースもあります。患者の様子を観察して、何かいつもと違った感じがあれば患者に声をかけるとか、検査技師などに報告する必要があります。

 

初めて内視鏡検査を受ける患者の中には、どのような検査なのか詳しく説明を求めてくる人もいます。そのような場合に、患者に分かりやすい言葉でしっかりと説明できないといけません。患者に対して納得できる説明をすることも看護師の大事な仕事の一つになります。